仮面の話
台風直撃回避しました、やったー。
本州のみなさんは頑張ってください。
いきなりですが、言葉を知らないということは損であり得であると思います。
言葉を知っていると表現の幅が広くなる反面、物事を型にはまった言葉で表現しがちになると、そう感じることがあります。
外面と内面(ウチヅラってあんまり言いませんね)という言葉を知らなかった小学生の僕は、「仮面」という言葉を使っていました。先生の前ではいい子にしているクラスメイトを仮面をつけていると表現したのでしょう。
そんな仮面という言葉、他に的確な表現があると思っていたので決して人には言わずに心の中で使っていました。
ある日の帰り道、いつもはあまり話さないクラスメイトのゲンちゃんと一緒になり、何気ない話をしながら帰っていたときです。
ゲンちゃんも僕と同様に言葉を知らないながらも知っている言葉で意味を表現している、そう気付いたので「仮面」の話をしてみました。
案の定ゲンちゃんは食いついてきて、自分で考えた表現を紹介しあいながら帰りました。
既視感にあたるものに「未来の記憶」、風邪の際の浮遊感にも名前をつけていたはずですが思い出せません……
厨二っぽいようなアレではありますが、僕たちは真面目に自分の周りのことを自分なりに表現しようとしていたと思います。実に有意義な時間でした。
それからゲンちゃんと一気に仲良くなり、「これは一生の友を得たな……」と思い学校でもよく話すようになったのですが、ふざけている際に剣に見立てた油性マーカーをお気に入りのパーカーに突き立てられて大きな紫色のシミができてからは絶交しています。
ケンカの話
今日は福岡市内の最高気温37℃あったらしいですよ、37℃。馬鹿か?
そんなクソ暑い中、見知らぬ兄弟が口喧嘩をしていました。歳は小4と小1くらいでしょうか、本人たちの心情はともかくなんとも微笑ましいものです。クソ暑いのにケンカなんてするな。
でも僕もよく兄弟喧嘩をしていました。三人兄弟で歳の近い次兄とのケンカが多かったですね。
小学校高学年にもなると力もついてきて双方怪我はするし、怪我すると親にも怒られるんですよね。
ケンカをすることで怪我をして怒られたくない、でも兄弟間のケンカが無くなるわけはない……
いつの間にかケンカは素手は禁止のプラスチックのハンガーでしばき合うという暗黙のレギュレーションができていました。どうして。
小学生の兄弟がハンガーでしばき合うの本当になんなんだ。モリマンVS山崎邦正じゃないんだぞ。
結果的には怪我は減ったのですが、ハンガーをぶち壊して親にめちゃくちゃ怒られるハメになりました。
素手は危ないからってハンガーでしばき合う冷静さがあるならケンカをやめろ。
明日も福岡市内の最高気温37℃らしいですよ。
足音の話
こんにちは、意識してみると都会にも結構セミっているもんですね。
セミの鳴き声自体はどこでも聞こえてくるのですが、ふと位置や数を把握しようと耳を澄ますと数の多さに驚きます。
意識してなくても気になるのが他人の足音ですね。
自分の位置を示すように鳴り響くところが本当に苦手です。
カツカツと迫り来るヒールはいつになっても慣れないものです。
みんなスニーカーを履いて静かに歩いてくれ。
記憶の話
寝付けないので久しぶりにブログでもやってみようかと思いました。
現在のことは大体twitterに書いてるので過去でも振り返りましょうか。
ふとしたきっかけで過去の記憶が蘇ることってありますよね?
たまにSFCスーパーボンバーマンのパスワードを思い出したりするアレです。
普段は気にもしてないことが何かがトリガーになって思い出されると
「なんでこんなこと覚えてるんだ!」って気持ちと「なんで今まで忘れてたんだ!」って気持ちが混ざって複雑な感じです。
煙草吸ってるときは「俺は煙草吸うような大人にはならねえぞ!」と思ってた小学生時代を思い出してしまいます。
あの頃の自分がなりたくなかった大人になっているような気がして少し嫌になりますね。