to_nou’s blog

寝付けないときに書くやつ

純粋と嘘は共存する

爆音でゲームしてたから窓を閉め切ってエアコンつけてたんだけど、外の方が涼しいとはこれいかに。

 

子供は純粋だから嘘をつかない、とよく大人が言いますが、本当にそうなのか。

僕は小さい頃にポカをやらかして親にすぐバレるような嘘をついた記憶がある。純粋だったかは知らないが子供は嘘をつく。

 

何か事件が起きてそれが子供に絡むものだったりすると、近隣の子供にインタビューしているニュース番組をたま見る。あの事件を知っているか、被害者はどんな人が、犯人はどんなやつか、と。

それを撮影して全国ネットで流すのを真正面から見ることが出来ず、先日もテレビを消してしまった。

最近では弱まってきたと言われているけども、テレビの力というのはまだまだ大きく、自分がテレビに映るという体験は子供にとっては憧れ、クラスのみんなに自慢できるようなことだったと思う。今もローカル番組のお天気中継にピースしてるやつがいるでしょ?あれで自慢されると困るけどそういう感じで。

 

わざわざ自分の所にテレビの人が来たら「こう返してほしいだろうな」と気を遣ってリップサービスくらいすると思う。あるいは誇張して針小棒大に語るかもしれない。子供にとってはテレビに映るチャンスなわけだし。そもそも事件が起きてショックを受けているであろう子供にインタビューするのがおかしい。

 

もちろん本当のことを言っているかもしれない。でもそれを撮影・編集した後に公共の電波で流すことは、発言の責任を子供に押し付けてテレビ制作サイドの言い分を発信しているようにしか見えず、不快なものでしかない。子供は嘘をつかないというのは、そうであると都合のいい大人の考えに思えてくる。

メディア批判というより、どんな記事、報道にも執筆者のバイアスが掛かっていることを意識して見てほしいということです。(できるだけ無くしたいと思ってるけど、もちろんこのブログにも僕の主観が入ります。)

 

この記事、下書きで寝かせてたんだけど今回の地震でも彼らは同じようなことをするんだろうなと思うと気分が良くないね。

 

書きながら気付いたんですが

僕は子供=純粋=正直者という式を念頭にいれて記事を書いていたけど、

一般的に子供and純粋=正直者という式が適用されているのかもしれないね。

僕が言いたいのはそういうことじゃないので知らんけど。